モダンな中に伝統が息づく。館林源右衛門の世界。
有田焼三大窯元の一つである、「源右衛門窯」。
260年もの歴史を持ち、古伊万里様式を基本にしながらも、モダンで独創的である源右衛門窯の器は現在の食卓にもよく馴染みます☺️
〜ここで少し伊万里焼の歴史を簡単にご紹介〜
1616年、朝鮮の陶工が有田東部で良質な白磁鉱を発見したことから、この地で本格的な作陶が始まりました。
その後、17世紀末から18世紀初めにかけて豪奢な文様で飾られた「輸出伊万里」は西洋人を驚嘆させましたが、1757年東インド会社による正式な輸出が途絶えて以降、国内向けに伊万里焼は製作されるようになりました。それまでの華やかな器から、美しい染付の茶碗や小皿などが中心にして作られていきました。
しかし、1828年“有田千軒の大火”による破滅的な打撃と職人の流出もあり、江戸後期から幕末にかけて、ついに、大消費地江戸に近い愛知(瀬戸焼)、岐阜(美濃焼)などの、安価で大量に磁器を焼く産地が出現し、有田の市場独占が崩れはじめ、「古伊万里」は次第に、本来の美と輝きと活力を失っていきました。
受難の季節から1世紀余も経った昭和45年(1970年)になって、ヨーロッパを探訪した六代・舘林源右衛門(1927-1989年)が、現地で本物の「輸出伊万里」の美を再発見。先人陶工達の技と情熱に深く感動し、現代の暮らしにフィットする源右衛門窯様式の「古伊万里」として新しい生命を吹き込み、みごとに復興させたのです。(源右衛門窯、公式HPより)
現代の食卓にも大変馴染む源右衛門窯の器😊
それも、260年の長きにわたる歴史の中で、その時代時代の陶人たちがその時求められる器作りをしてきた、苦心の結果だと言えます🥲
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